Get Treasure!! 大航海時代オンラインの日記です。 Boreasサーバーで、一人前の《宝探し屋》を目指しています。

前回お伝えしたように、南米西岸の入港許可を手に入れるためには、
もう一度、南米へ行って勅命クエストをクリアする必要があるらしい。
勅命クエストを受けられるリオデジャネイロは、
前回の最後の補給地点であり、目的地であったバイーアの南西にあります。

ＥＵからいったんアフリカ大陸方面へ南下して、
シエラレオネあたりから一気にリオデジャネイロを目指すことも考えましたが、
ハバナに投資もしたかったので、前回と同じルートを使うことにしました。

ロンドン→リスボン→サンファン→ハバナ、それから目的のリオデジャネイロ。

そうと決まれば、持っていく交易品を決めなければ。

カリブに行くときの交易品は火器が良いのらしいですが、
私の持っている取引スキルは、繊維、嗜好品、酒類なので
大砲やマスケット銃などの交易品を買い集めようとすると大変です。
それに、前回行ったときは火器が大暴落してたしなァ。

　※取引スキル：これを持っていると、交易所で一度に大量の品を買い付けることができる。
　　　　　　　　家畜、工芸品、火器、酒類、宝石などたくさんの種類がある。
　※大暴落：読んで字のごとく、買い取り相場が大きく下がっていること。
　　　　　　火器が大暴落というのは、誰かが火器で大きな利益を得て、相場が下落していることを指す。
　　　　　　逆に考えれば、そこでは火器を売ると大きな儲けが出るということでもある。

結局、ロンドンっ子らしく大量のウイスキー、ジン、フルーツブランデー、ウォッカ、
そして申し訳程度に大砲を積み込んで出発！！
↑海がエメラルドグリーンに近づいたら、カリブが近い証拠っ♪
  そして、そんな時にかぎって「なんか力が出ませんぜ」とか言い始めるわが船員たち
  かわいいというかなんというか……子供かッ！！

[3回]

黒地に赤の縁取りが入ったトリコルヌを脱いで、私はアパルタメントで旅支度を整える。
この帽子は、たしかピサで買い求めたものだ。
長くお世話になった帽子だったけれど、
あちらこちらがほつれたり破れたりしている……のだろう。

真っ赤になってしまって、
あと一ヶ月も航行するか、ネズミの被害に遭うかすると、
０になってしまうだろう耐久度の数値を、ちょっぴり恨みがましく見つめる。

ジャン氏と出会ったときも、カリカットごめんなさい旅行のときも、
カルナック・ルクソール神殿を見つけたときも、
ラダメスとアイーダと王妃の美しく悲しい物語を追っていたときも、
かぶっていたのはこの帽子だった。

いくつかのMMOやRPGに実装されているように、
大航海時代オンラインにも装備品の耐久度が実装されている。
どんなに強い装備も思い入れのあるものも、耐久度が０になると使えなくなってしまう。
そのこと自体は経済システムを考えるに、きっと良いことなのだろう。
だけど、親しんだもの、気に入って買い求めたものが
使えなくなってしまうのはやっぱり寂しいし、悲しい。

このゲームにおいて、
耐久度が０になってしまった帽子がどうなるのか、私はまだ知らない。
ただ、他のプレイヤーが壊れた大砲とか鉄板とかを売っていたから、
そんなふうに壊れたなにかになるんだろうな、とぼんやり思っている。

破れかけの帽子は大事にとっておきたいけれど、
それができるほどアパルタメントの倉庫にも、銀行の貸金庫にも余裕はない。
道具屋のおじさんに売ろうとも思ったのだけど、
なんとなくためらいを感じて、結局酒場のお姉さんに渡した。

ゲームの中でお姉さんの生活は描写されていないけれど、
きっとお姉さんにも住む家か、アパルタメントかがあるだろう。
その隅にそっと置いてくれればいいな、と思う。

非常に手前勝手な願いだけれど、
要するに私は、長らくお世話になった帽子が明確に捨てられる瞬間を目にしたくなかったのだ。

[4回]

今回は、文字中心で行きたいと思います。
（いつもじゃないか、ですって？　うん、まァ気にするない）

今さら白状しちゃいますが、私はけっこうなゲーマーです。
どの程度かっていうと、ゲームを趣味としない人から見ればコアもコア、
ゲームを趣味とする人から見れば中の中といった感じ。
MMORPGと呼ばれるゲームも、国内産海外産問わずいくつかプレイしています。

大航海時代オンラインもMMORPGのひとつですね。
ということは、ゲームサーバーという実際にゲームを動かしているマシンが
自宅ではないどこか（きっとKOEIさんのサーバー管理室）に置かれていて、
そのサーバーへ日本全国、あるいは海外からたくさんのプレイヤーがアクセスし、
同じ時間、同じ体験を共有しているということです。

そんなことはMMOでは当たり前のことで、
しかも、これまでにMMOと呼ばれるゲームをけっこうプレイしてきているにもかかわらず、
コンシュマータイトルにおけるオンライン要素とはまた違った、
MMOならではの規模感を思うとき、私はいまだに胸躍る気持ちになります。

小学校や高校に入学したときの、あるいは、新たな学年に進級したときの、
どんな人がいるのだろうとか、友達できるかなとか、趣味が合う人がいればいいんだけどとか、
期待と不安と好奇心が混ぜこぜになったあの気持ちが、
胸の奥でふわぁっと湧き起こるのです。

[7回]

なんかのセリフみたいなタイトルですが、
深く考えると問題があるような気がするので、気にしないことにします。
きっと「パンドラの塔　君のもとへ帰るまで」みたいに
お姫様だかヒロインだかが怪物になってしまったところへ、主人公がやってきちゃったのでしょう。
そういうことにしておきましょう。そうしましょう。

期待してポチッと押してしまった諸兄先輩方には申し訳ない。
今回も例によって、色気のかけらもない内容です。

さて、プレイヤーキャラクターには行動力というものが設定されています。
といっても、大航海時代オンラインにおける行動力は、
最近流行りのスマフォアプリなどにおける行動力とは、意味合いが異なります。

↑行動力その他のゲージ。
  一番上が自分の出身国の国旗とプレイヤーキャラクター名
  その下の船アイコン横が船の耐久力ゲージ、人の顔が船に乗せている船員数を示すゲージ
  一番下の腕アイコン横が行動力ゲージとなっています

行動力というのは、一部のスキルを使うとき必要になるポイントで、
スキルにはその効果と一緒に「行動力10消費」みたいな感じで、
１回のスキル発動でどれだけの行動力を消費するかが記載されています。

冒険で新たな発見をするにも、航行中に測量や釣りをするにも、
はたまた海戦でより遠くへ大砲の弾を飛ばすにもスキルを使う必要があり、
これを使うには、必要とされる行動力のポイントを持っている必要があるのです。

もしわかりにくいようでしたら、大航海時代オンラインにおける行動力とは、
ファンタジーＲＰＧのＭＰやＳＰみたいなものだと考えて頂けると
間違いはないかと思われます。

その行動力を回復するにはどうすればいいのかというと、
これも既存のＲＰＧと似ています。

酒場のマスターに話しかけて、飲み物と食事を注文するか、
プレイヤーが販売している料理（というカテゴリの消費アイテム）を購入するかして
飲み食いすればいいのです。

同じKOEIさんが運営中の信長の野望オンラインには、
おにぎりみたいなものを食べて体力を回復すると
プレイヤーキャラクターが痩せたり太ったりするというシステムが実装されてましたが、
（今もこの仕様は変わってないのかしらん？）
大航海時代オンラインにはそのようなシステムもありませんので、
安心して牛飲馬食することができます。

あんまり飲み食いしすぎるとべろべろに酔っぱらったり、
おなかいっぱいになっちゃったりして、それ以上の飲食を断られるっていうのはありますけどね。

[6回]