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Get Treasure!! 大航海時代オンラインの日記です。 Boreasサーバーで、一人前の《宝探し屋》を目指しています。

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そうだ、カリブへ行こう!

黒地に赤の縁取りが入ったトリコルヌを脱いで、私はアパルタメントで旅支度を整える。
この帽子は、たしかピサで買い求めたものだ。
長くお世話になった帽子だったけれど、
あちらこちらがほつれたり破れたりしている……のだろう。

真っ赤になってしまって、
あと一ヶ月も航行するか、ネズミの被害に遭うかすると、
0になってしまうだろう耐久度の数値を、ちょっぴり恨みがましく見つめる。

ジャン氏と出会ったときも、カリカットごめんなさい旅行のときも、
カルナック・ルクソール神殿を見つけたときも、
ラダメスとアイーダと王妃の美しく悲しい物語を追っていたときも、
かぶっていたのはこの帽子だった。

いくつかのMMOやRPGに実装されているように、
大航海時代オンラインにも装備品の耐久度が実装されている。
どんなに強い装備も思い入れのあるものも、耐久度が0になると使えなくなってしまう。
そのこと自体は経済システムを考えるに、きっと良いことなのだろう。
だけど、親しんだもの、気に入って買い求めたものが
使えなくなってしまうのはやっぱり寂しいし、悲しい。

このゲームにおいて、
耐久度が0になってしまった帽子がどうなるのか、私はまだ知らない。
ただ、他のプレイヤーが壊れた大砲とか鉄板とかを売っていたから、
そんなふうに壊れたなにかになるんだろうな、とぼんやり思っている。

破れかけの帽子は大事にとっておきたいけれど、
それができるほどアパルタメントの倉庫にも、銀行の貸金庫にも余裕はない。
道具屋のおじさんに売ろうとも思ったのだけど、
なんとなくためらいを感じて、結局酒場のお姉さんに渡した。

ゲームの中でお姉さんの生活は描写されていないけれど、
きっとお姉さんにも住む家か、アパルタメントかがあるだろう。
その隅にそっと置いてくれればいいな、と思う。

非常に手前勝手な願いだけれど、
要するに私は、長らくお世話になった帽子が明確に捨てられる瞬間を目にしたくなかったのだ。

拍手[4回]

……と、センチメンタルに始めてみましたが、そんな気分はここまでにしておきましょう。
なんたって今日は初めて、自分ひとりで、カリブや南米東岸に繰り出す日です。
初めてのことをするんだから、元気を出していかなきゃッ!!

新しくプリマスで買った羽付のピューリタンハットをかぶり……

うーん。インディアナ様っぽくないこともない……こともないこともない?
インディアナ様は清教徒じゃないし、
そもそもかぶってたのはフェドーラ帽(中折れ帽)だったんだけど、
似たのというと、これしかなかったんだよぅ!


飼い犬のレイダースにもあいさつ。
「ちょっと行ってくるね~!」

なんで、そこでインディアナって名前にしねーんだボケ、と
インディアナ様ファンからのお叱りが聞こえてくるようですが、
だってだって、船に「インディアナ号」ってつけちゃったんだもん!

 
そんなこんなでアレやコレやしてたら、夜の船出となってしまいました。
北海の夜も、キーンと透き通った感じがして好きですけどね~。
ロンドンからリスボンへ、リスボンからサンファンへ。

そして……

来ました、カリブ!!
カリブ近辺は地中海のように、海や木々が鮮やかな色をしています。
でも、ちょっと地中海と違うのは、海の青や木々の緑が深いことで、
ぼうっと海を眺めていると何だか吸い込まれそうな気がします。

BGMもカリビア~ンな感じでかっこよく、
(楽器に詳しくないので何が鳴ってるのかは不明。すみません)
街に入ったときのイントロなどは、某踊る刑事ドラマみたいでワクワクします!

さてさて今回、カリブに来た目的は
「航行技術」「管理技術」というスキルを手に入れるためです。
ついでに前回来たときに訪れなかった港をあけてまわり、
お酒のレシピを手に入れるために少しハバナに投資しておこうかな~といった感じ。

もっとも、ハバナへの投資は840kほど必要らしく、
いつ終わるのだか、気の遠くなるようなお話ではあります。

サントドミンゴからジャマイカへの移動中……
ジャーンと嫌な音が鳴って、敵からの強襲がありました!
「警戒」スキルを取ってからは、驚くほど敵襲が減っていたのでこれにはびっくり。

 ※警戒スキル:見張りを立てて、敵からの奇襲や強襲を防ぐスキル。
        奇襲は確実に回避できるが、強襲はある程度しか防げないのが玉にキズ

見ると、敵は4隻艦隊。旗艦のHPは500オーバー。
インド洋と同じくらいの敵かなァ、と思ったのですが、
旗艦以外の船はHPが250前後といかにもお手軽そうにも見えます。

どうしようか。今の自分に倒せるだろうか。
悩む間に敵艦隊の最後尾についていた船がこちらへ近づいてきます。
残る船は次々とこちらに腹を向け……砲撃準備を整えていることは明白です。

よし、やってみよう!
できるかどうかはわからないけど、これも冒険だ!

敵船の大砲が一斉に火を噴きます。
負けじと砲撃を返す我がインディアナ号!
近づいてくる敵船の舳先に、その砲弾がクリティカルヒットします。
よしよし、幸先がいいじゃないか。

スクリーンショットを撮る余裕もない中、一隻を落とし、
また次の一隻を落としましたが、その時点で資材が尽きてしまいました。

そもそも戦闘目的で航海していたわけではないので、
資材も弾もあまり載せていなかったのです。
肝心の弾は、と見るとあと30発くらいは撃てそうです。
敵の砲撃は新調した追加装甲のおかげでそんなに痛くもありません。

どうしよう、と悩みましたが、目の前には白旗を掲げた船が2つ。
ここまで来たらやるしかないだろう!

と思ったのもつかの間、残る二隻の砲撃コンボにより乗組員が海に投げ出され、
我が方はフルファイアを封じられてしまいました。

それでも諦めないインディアナ号の主帆がズタズタに引き裂かれます。
お返しと船首クリティカルを狙いますが、
焦ってきたためか、なかなかクリティカルが決まりません。
それでも一隻を沈め、残るは敵旗艦のみ。

残りHP400、300……200!!
これは行ける!

そう確信したときでした。砲撃と同時に鳴るエラー音。
えええっ、と弾数を確認するとなんと残弾0……。

甲板戦に持ち込めれば話は別ですが、その前の白兵戦で勝てる気がしません。
3隻は沈めたし仕方ないよな。充分だよな。

破れた帆を頼りに撤退を始めるインディアナ号に敵艦が追いすがります。
その船足が……予想以上に早いッ!!

えええええっ!! それは聞いてないよー!!
だって、砲撃中はあんなに遅かったじゃないー!!

蛇行して敵船のスピードを殺そうにもこっちの帆が破れているので、
その手は使えそうにもありません。
じりじりと戦闘範囲外に逃れようとするインディアナ号。
猛追をかける敵旗艦。あと少し、あと少し……。

結局、あとちょっとで終戦の鐘が聞こえるというところで、
今一歩及ばず拿捕されてしまいました。

3隻を沈めていたからか、経験値も名声も上がりましたが……
く、くやしい~~~~ッ!!

でも、今の自分ではこの辺が精一杯なんだろうな、ということはわかりました。
200kほどお金を持っていかれましたが、これもいい勉強代でしょう。
家計には大打撃だけど、楽しかったことには楽しかったわけですし。

その後は敵船を避けつつ、カリブの町を巡って南米めざして南下。
カリブにある海賊の町「ナッソー」と、憧れの「ポートロイヤル」には
残念ながら、入ることはできませんでした。
ナッソーには袖の下を1M払えば入れてやんよ、と言われたけど、
ポートロイヤルに入るにはどうすればいいんだろう。悪名が高い人しかダメなのかな?


目的のスキルも無事に習得できました。
で、そのスキルを教えてくれたおじさん、
なぜか草木に覆われた奥まった場所にいたのですが、世捨て人だったんだろうか……。


突撃、隣のアルパカさん! 首をかしげるしぐさがかわいかった!


夕日を浴びて輝く船の帆。
カリブはどの時間を切り取っても美しいのですが、私はこの時間帯が一番好きです。


初めて見つけた酒場娘ならぬ酒場息子(男?)さん。
プレゼントをしたら、一発で名前を憶えてくれたけど……
なぜだろう、クリスティナさんに名前を呼ばれた時のほうがドキドキしたよ。
  
最後のほうはヘロヘロしてましたが、
なんとかバイーアまで南下を続け、今回のカリブ行きの目的は無事達成!

じゃあ、あとは帰るだけだね!!
まだちょっと身の丈に合わない場所みたいだし、
今度来るのはもっと強い船に乗ってからにしよう!

そうと決まれば、長居は無用です。

すたこらさっさとEUへ一直線に帰還……している途中、
忘れていた疑問が頭をよぎりました。
そういえば、次の勅命クエストってどこで受けるんだろう。
リスボンまではまっすぐ進むだけだし、ネットで調べてみようっと。

次の勅命クエスト  :リオデジャネイロで受注
その次の勅命クエスト:パナマ発見後、サンティアゴで受注

…………。
………………。
……………………な、なんだってー!!!!!!

要領の悪い話ですみませんが、またカリブ&南米へ行くことになりそうです。
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